けいこさんのブログ

ときどき、料理教室。ときどき、お菓子屋さん。ときどき、ハンドケアと食養指導士。まいにち、わたし。

変わりたくない、という引力。

「変える」と「変わる」の違い。

痩せたい!

ネガティブをポジティブに!

仕事を変えたい!

生活パターンを変えたい!

今までの自分を変えたい!

もっとしあわせになりたい!

などなど。

その為に自己啓発、セミナー、美容開発、様々な経済が動いています。

今まで習慣化していたパターンから抜け出すこと。

でも、これがなかなか難しい。ということです。

なので、忙しく、あちこちのセミナーなどに参加したり、

高いお金を支払うことで、変えられる気になるわけです。

でも、本当は、そのような所に高いお金を支払わなくても、

変わることができることを、

人は潜在的に知ってると私は思います。

 

「変えたい」というのは、他者に委ねること。「変わりたい」というのは、自分次第。

 かつての私もそうでした。

変えたい、違う自分になりたい、と思っていました。

 でも、決して、違う自分には、なれない。

だって、自分でしかないのです。

どこまでいっても、自分なのです。

思考と行動のクセを知る=自分の生きて来た環境と経験を冷静に見つめる。

 

 今までしてきた、

「本当はしたくないことをしている」

「本当はしたくない考え方をしている」

というクセを意識し、

パターン化した言語や思考を見つめる。

これはどこからきてるのか?

大抵は生育環境やそれまでの人間関係や経験に基いている場合が

多いと思います。

 私の場合は、「何を食べるか」を意識することだった。

私の場合は、食べるもの、食べることを意識し、

身体が軽くなるとともに、

こころと身体の矛盾が少なくなり、

いつの間にか、変わっていた自分がいました。

身体が楽になると、こころも楽になるのです。

そして、自分を取り巻く環境も変わっていました。

ステキな生き方をしている方々に出逢い、

びっくりするような絶妙なタイミングで、

望んでいたことが次々に叶っていくのです。

変わりたくない、という引力。

 

変わる過程でも、

「元の状態に戻ろう」とする思考パターンの

引力が働きます。

病気で、表面的には治りたいと言うのですが、

実は、「本当は治りたくないと思っている」方もいて、

強い引力が働いています。

このことは、また後日書きたいと思います。

 

一方、身体は素直で、変わる方向へとぐんぐん進んでくれます。

身体は叡智の塊です。

全てを知っています。

だから、迷ったら、身体に従えばいい。

変わりたくない、という引力の元は、

「恐れ」ではないかと思います。

 違う自分(本当は本来在るべき姿に戻るだけなのですが。)を

受け入れることに躊躇する。

人は少なからず、在るものを守ろうとする傾向がある気がします。

そこにいるのは、誰?

  頭で考えることではないのです。

感じるままに、進めばいい。

自分の直感を信じて。

自分の内側の奥の方からくる声に耳を澄まして。

きっと、

そこに居るのは、ずっと会いたかった自分です。

 

米粉クッキーによる引力の法則。我が家でこの引力に抗える人はいない。(笑)

 

f:id:keiko-san:20160623093058j:plain