けいこさんのブログ

ときどき、料理教室。ときどき、お菓子屋さん。ときどき、ハンドケアと食養指導士。まいにち、わたし。

きりん語録・其の壱。

きりん語録・其の壱。

f:id:keiko-san:20160626160348j:plain

 

きりん(現在・7歳)の言葉は面白い。

小さな時から、彼の言葉に耳を傾けてきました。

大人は、ドキッとしてしまうことも多々あります。(笑)

そして、多くのことを考え、感じるきっかけをもらいます。

そんな彼の言葉を私が忘れないように、書いておこうと思います。

「やさしいけど、やさしいだけ。」

 

お友達との会話で学校のことを話していました。

Kちゃん「Kちゃんの先生はよく怒るんだよね~。」

きりん「ふーん。きりんの先生はね、やさしいんだけど、

やさしいだけなんだよね。」

【やさしいんだけど、やさしいだけ。】

これが何を意味するのか。

彼が、何を「やさしい」と日々感じているのか。

多くの親子が一緒に通う幼稚園で2歳の時から

お世話になっているきりん。

その幼稚園の園長もスタッフにも、

他の家族にも見守られ尊重され育ってきた。

いつでも、子どもたちに、「本当の自分」として、

誠実に向き合い続けてくれている大人たちの中で。

過度に褒めることも、怒ることもない。

こどもの気持ちに、親の気持ちに、

心底寄り添ってくれる。

彼は、「やさしい」とはどういうことかを、

おそらく、身体で、感覚で、知っているのです。

「満足したら、本当の大人になるんだね。」

ある時、きりんが、

「どうして、大人は、自分が自分がって自分の

ことばかりやりたがる人がいるの?」

と聞かれたことがありました。

「う~ん、子どもの頃に、やりたいことを満足するまで

できなかったからかなぁ。」と答えたら、

「じゃあ、満足したら、本当の大人になるんだね!(^^)」

本当の大人か~!!!!(^_^;)

「先生は心配性だなぁ。」

小学校の入学児健診の時のこと。

待ち時間が長かったので、紙飛行機を飛ばしてともだちと

遊んでいたきりん。

誰もいない廊下で、飛ばしていると、先生に、

「危ないからダメ!」と注意されました。

すると、きりんが、

「先生は心配性だなぁ~!」と一言。

私は、

「今まで、心配になるようなことがあったのかもしれないね。」

と話しました。

そして、【危ないからダメ】ではなくて、

「前に、紙飛行機が目に刺さった子がいたから、廊下や狭いところでは飛ばさないでね。」

と話したら、きっと納得したのではないか、と思いました。

何が危ないのかを説明せず、ダメ、と禁止するのは、

こどもの存在を尊重することに欠けると思います。

しかも、何がダメなのか、何が危ないのかわからない。

これが、大人のやっている事に対してだったら、

どうしてすることが出来ないのかを詳しく説明せずに、

「危ないからダメです!」と禁止するでしょうか?

(あ、たまに政治家でそういう方もいるかも・・・(^_^;))

おとなも、こどもも、おなじひとりのひと、

これが我が家の基本です。

 「もっともっと楽しいことがあるからだよ!」

きりんは今、小学校に行かない、という選択をしています。

(このとこについては、また改めて書きたいと思います。)

昨日の車の中での、会話。

りらら「きりんはなんで学校にいかないの?」

きりん「なんでかっていうとね~(←嬉しそう。)

(学校にいくより)もっともっと楽しいことがあるからだよ~!!!!!」

りらら「ふ~ん、そうなんだ!」

きりん「でね~もっと簡単にいうとね!(←もっと嬉しそう。)

い・き・た・く・な・い・から!」

(≧∇≦)

わかりやすい説明ありがとうございます。(笑)

どうして、我が家がそのような選択をしているかという事を、

わかりやすく書けるのかはわかりませんが、(笑)

また追って書いていきたいと思います♪