けいこさんのブログ

ときどき、料理教室。ときどき、お菓子屋さん。ときどき、ハンドケアと食養指導士。まいにち、わたし。

おがわのじかんで、わたしのじかん。

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昨日は、お友達のMちゃんオススメの素敵なお店、
「おがわのじかん」にランチに行きました。
夫が子どもたちを公園に連れていってくれたので、
おひとりさま時間♪(≧∇≦)
 
ずっと行ってみたいと思っていたお店。
ご夫婦で営まれていて、奥様は管理栄養士さんだそうで、
バランスを考えたメニューを提案してくれます。
面白いのは、メニューを自分の体調と心の状態で選ぶ、もしくは、ご主人がアドバイスくださって選んでくれる!
 
近頃の私は、「美味しいものを食べたいけど、何が食べたいのかわからない~」という状態が続いていました。
お腹も圧迫されて苦しいし、舌の状態も甘味や調味料に、かなり敏感な状態になっているので、「これが食べたい!」「これが美味しい!」という判断が難しくなっていました。
 
私も選んで頂き、身体は重いけど心は元気ということで、
夏バテ対策メニューの野菜と豚しゃぶのランチに。
野菜は野幌直売所のものを使い、お米は北海道産。
なんと言っても凄いのは、スープ!
 
真昆布を使って、二日間かけて仕込むそうです。
塩はほんの少ししかつかわないそうで、素材の甘味を引き出す為だと思います。それでも、充分に旨味と甘味を感じる。
身体に染みる感じが心地よい。
 
他にも、豚しゃぶの自家製タレも、ブロッコリーとズッキーニの胡麻和え、お野菜の酢味噌和え、自家製の漬物、どれも素材のもつ味を損なわない、邪魔しない味付けなのです。う~ん、すごい。
 
いかに、普段強い味に慣れているのかがわかります。
 
土鍋で炊いたご飯はつやつやピカピカ。
至福~♪
 
そして、丁寧に作られてるお料理ってやっぱり素敵だなぁ。
と日々雑になっている自分の料理を反省しました。(^_^;)
 
細やかな心遣いは、はじめに、
「お水は常温がいいですか?氷を入れますか?」と聴いてくれることから始まり、コースターの色を3色から選ばせてくれます。
これは、選ぶ色で、体調や気分もわかるのかしら?なんて思いながら選びました。
 
お料理に使われる器は波佐見焼だそうです。
ご夫婦とも長崎出身だそうで、お付き合いのある窯元で
このお店のお料理に合うものをと、お願いして作られたそうです。波佐見焼には珍しく、温かみのある素材の器を、お料理に合わせて使っているそうです。
 
「器も味のうち。」
そのような言葉をよく思い出す私ですが、それを実感するひととき。
盛り付けや器が美しいと、そこに物語が産まれると思います。
「この器はどこで、どんな風に、どんな方がどんな想いで、作ったのだろう?」
「盛り付けはどんなイメージでしたのだろう?」
ひとつのお皿の中に、幾つもの物語がある。
もちろん、食べる野菜やお肉もそうであると思います。
 
 
デザートに頂いた「桃のムース」もなんともやさしいお味。
「一日三食の邪魔をしない」重すぎないスイーツ。
 

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お店のコンセプトは、
『「おがわのじかん」のミッションは、
「人の心と体が軽くなる場を提供すること」。』
 
これを体感したひととき。
自分の身体が「おいしい」と感じるものを知ることで、
自分の状態がわかる。
 
おわがのじかんで過ごしたわたしのじかん。
贅沢な時間。
 
きっと夫も子どもたちも一緒にきたら、喜ぶ顔が目に浮かびます。今度は一緒に来たいな♪
 
おがわさんご夫婦の作り出す素敵な空間と時間。
細やかな心遣いが本当に素敵だと思います。
 
是非、足を運んでみてください!
私も、出産前に家族で訪れたいと思います♪
 
「おがわのじかん」