けいこさんのブログ

ときどき、料理教室。ときどき、お菓子屋さん。ときどき、ハンドケアと食養指導士。まいにち、わたし。

きりんと夏休みの宿題。

f:id:keiko-san:20170802083209j:plain

昨日、図書館へ行きました。

図書館が改装工事で、もうすぐ長期のお休みになるので、

本をたくさん借りよう!と子どもたちが張り切っていました。

 

りららと恐竜図鑑を座って読んでいると、小学生の女の子とお母さんがやってきました。どうやら、小学校3年生らしい。

 

ドーンと机に置かれたのは、どうやら夏休みの宿題のようです。

お母さんは、指導モード全開で、赤ペンで◯やら☓やらチェックして、

間違えていた箇所を指差して、

「ここ、違う。やりなおして。」

子どもは「ねむ~い」「だる~い」と机の上に伸びています(^_^;)

 

しばらく母娘のやり取りを聞いていると、一方的な指導が続き、

間違えた問題を子どもがどう考えて、その答えに行き着いたのか、

というようなことには一切触れることはありません。

プリントには沢山の付箋が付いていて、お母さんのチェックが入って

いるようでした。

 

子どもが、やる気を見せないと、

「だらだらすんな!」

「図書館は20時まで開いてるんだからね!」

20時までやるつもりなのか・・・(^_^;)

 

子どもは、何度もトイレに立ち、自分なりに息抜きをしているように見えました。

(トイレからなかなか帰って来なかったりする。(笑))

 

これで勉強が好きって思えたら、ある意味凄いな~(^_^;)

と、思いながら、恐竜についてりららが話してくれるのを聞いていました。

 

きりんも自分の借りたい本を選びながら、

その母娘のやり取りをしばらく観察していました。

 

そしてボソッと一言。

「勉強、大変そうだね。」

「そうね~。夏休みの宿題やってるみたいだね~」と私が言うと、

 

「宿題のプリントなんて、裏紙にしちゃえばいいのにね~。」

 

(≧∇≦)

 

それ、みんながみんなしてませんから!(笑)

我が家ではそれが有効利用の方法のひとつですが・・・・(^_^;)

 

学ぶことは、楽しいものである、と思います。

知りたい、やりたい、から湧き上がる気持ち。

 

 

「宿題をやる」ことがあたりまえである、という状況に置いては、

親も、「やらなければ子どもが困る」と必死なのでしょうし、

「やらない」という選択肢などないのだと思います。

 

学びが子どもにとって、「やらなくてはならない事」になった時、

学びに対してどのような気持ちになるのかなぁ・・・と思いながら、

図書館を後にしました。

 

しかし、「宿題のプリントは裏紙に!」って。(笑)

そんな標語が流行ったらある意味凄いな。(≧∇≦)