けいこさんのブログ

ときどき、料理教室。ときどき、お菓子屋さん。ときどき、ハンドケアと食養指導士。まいにち、わたし。

「育児のための心理学入門」 岸見一郎・著

f:id:keiko-san:20160727093514j:plain

アドラー心理学は、

ベストセラーにもなった、「嫌われる勇気」が

良く知られる様になったきっかけでしょうか。

 

私は、「嫌われる勇気」は読んだことがないのですが、

その本が出版される随分前に手にとったのが、

【育児のための心理学入門】という本でした。

 

育児書と言われるものを、基本的には読みません。

子どもの育ちは、それぞれ、だと思うからです。

型にはめようという空気が苦手だからかもしれません。(笑)

 

でも、何故か、この本に惹かれて手にとりました。

岸見一郎さんは、自分も子育てする中で、

こどもと向き合ってきたそうです。

頭だけで男性が書いた育児書ではないです。(笑)

 

「こどもは、自分で責任をとることができる」

「こどもは、様々なことを理解できる存在である」

「力でこどもたちを押さえつけることなく、全幅の信頼をもって

こどもたちに接することを教えるアドラー心理学

 

そこには、「尊重」と「待つ」ことが感じられます。

 

アドラー自身が、自分の子どもと向き合う中で、

産まれてきたことでもあるそうです。

 

インタビュー記事もとても興味深かったです。

親は、親自身の人生を楽しむこと大切だと思います。

 

アドラー心理学

私が、大切にしてきたものが多く語られていると感じます。

根底には、自己肯定、そして、未来へ向かう考え方だと思います。

 

最近では、「アドラー心理学」を使って、

子どもを「大人の都合の良いように動かそう」

というような本も出ているそうですが、

それは、「こどもに全幅の信頼をもつ」とは、

かけ離れている気がします。

 

 

best-times.jp