楽しいことは、特別なことじゃない。
眠る前に布団の中で、「今日は何が一番楽しかった?」と話すきりん。
「きりんはね、お母さんとご飯食べに行ったり、温泉にいけたことと、お父さんが早く帰って来たこと!」
「りららは、一番は、お父さんが早く帰って来たこと!」
お父さんが大好きで、何かしてくれるとか、してくないとか、そういうことを越えて、
お父さんが傍に居てくれるだけで、嬉しくて楽しい。
「早くお父さんの仕事がなくなりますように。」と短冊に書く位、家に居て欲しいらしく。(笑)
こうして、家族で過ごせる時間は有限であって、いつかはそれぞれ旅立つ。
時は瞬く間に過ぎていく。
目の前にある「今」をどれだけ感じられるだろう。
何も特別なイベントがなくてもいい。
日常の中に楽しいことも、嬉しいことも、詰まってる。
その中に思うようにならないことも、たくさんある。
そんなこともひっくるめて、
こどもたちは、「今日も楽しかった!」と眠りにつく。
子どもたちの寝顔はどこまでも健やかで、いつ何時もこころが洗われます。