きりん語録・其の壱。
きりん語録・其の壱。
きりん(現在・7歳)の言葉は面白い。
小さな時から、彼の言葉に耳を傾けてきました。
大人は、ドキッとしてしまうことも多々あります。(笑)
そして、多くのことを考え、感じるきっかけをもらいます。
そんな彼の言葉を私が忘れないように、書いておこうと思います。
「やさしいけど、やさしいだけ。」
お友達との会話で学校のことを話していました。
Kちゃん「Kちゃんの先生はよく怒るんだよね~。」
きりん「ふーん。きりんの先生はね、やさしいんだけど、
やさしいだけなんだよね。」
【やさしいんだけど、やさしいだけ。】
これが何を意味するのか。
彼が、何を「やさしい」と日々感じているのか。
多くの親子が一緒に通う幼稚園で2歳の時から
お世話になっているきりん。
その幼稚園の園長もスタッフにも、
他の家族にも見守られ尊重され育ってきた。
いつでも、子どもたちに、「本当の自分」として、
誠実に向き合い続けてくれている大人たちの中で。
過度に褒めることも、怒ることもない。
こどもの気持ちに、親の気持ちに、
心底寄り添ってくれる。
彼は、「やさしい」とはどういうことかを、
おそらく、身体で、感覚で、知っているのです。
「満足したら、本当の大人になるんだね。」
ある時、きりんが、
「どうして、大人は、自分が自分がって自分の
ことばかりやりたがる人がいるの?」
と聞かれたことがありました。
「う~ん、子どもの頃に、やりたいことを満足するまで
できなかったからかなぁ。」と答えたら、
「じゃあ、満足したら、本当の大人になるんだね!(^^)」
本当の大人か~!!!!(^_^;)
「先生は心配性だなぁ。」
小学校の入学児健診の時のこと。
待ち時間が長かったので、紙飛行機を飛ばしてともだちと
遊んでいたきりん。
誰もいない廊下で、飛ばしていると、先生に、
「危ないからダメ!」と注意されました。
すると、きりんが、
「先生は心配性だなぁ~!」と一言。
私は、
「今まで、心配になるようなことがあったのかもしれないね。」
と話しました。
そして、【危ないからダメ】ではなくて、
「前に、紙飛行機が目に刺さった子がいたから、廊下や狭いところでは飛ばさないでね。」
と話したら、きっと納得したのではないか、と思いました。
何が危ないのかを説明せず、ダメ、と禁止するのは、
こどもの存在を尊重することに欠けると思います。
しかも、何がダメなのか、何が危ないのかわからない。
これが、大人のやっている事に対してだったら、
どうしてすることが出来ないのかを詳しく説明せずに、
「危ないからダメです!」と禁止するでしょうか?
(あ、たまに政治家でそういう方もいるかも・・・(^_^;))
おとなも、こどもも、おなじひとりのひと、
これが我が家の基本です。
「もっともっと楽しいことがあるからだよ!」
きりんは今、小学校に行かない、という選択をしています。
(このとこについては、また改めて書きたいと思います。)
昨日の車の中での、会話。
りらら「きりんはなんで学校にいかないの?」
きりん「なんでかっていうとね~(←嬉しそう。)
(学校にいくより)もっともっと楽しいことがあるからだよ~!!!!!」
りらら「ふ~ん、そうなんだ!」
きりん「でね~もっと簡単にいうとね!(←もっと嬉しそう。)
い・き・た・く・な・い・から!」
(≧∇≦)
わかりやすい説明ありがとうございます。(笑)
どうして、我が家がそのような選択をしているかという事を、
わかりやすく書けるのかはわかりませんが、(笑)
また追って書いていきたいと思います♪