自分の中から湧き出る言葉。
毎日、思うのです。
そどれだけ、「自分の言葉で話すことができているだろうか」と。
それは、誰かに言われた言葉ではないのか?
どこかで読んだ言葉ではないのか?
誰かが言った言葉ではないのか?
多かれ少なかれ、人は様々な物事や、
育った環境、関わっている人々、
今、置かれている環境から影響を受けて生きています。
でも、その中で、どれだけ自分の中で、
「腑に落ち」「行動し」「話すこと」
が、できているのだろうかと思うのです。
行動の癖、話し方の癖、言葉の選び方の癖。
勿論、私にも色々あるのだと思います。
私は、基本的に思っていないことは言えないので、
お世辞などが言えません。(笑)
違和感があって、決して言えないのです。
気持ち悪くて、口からその言葉を出すことさえ出来ない。(笑)
話すとき、文章を書く時、
「この言葉は、私の中からきたものだろうか?」と
いつも確認しています。
何かに影響されているとしても、
自分の中にきちんと落ちているのだろうか。と。
自分の言葉で話し、表現をする方々は魅力的です。
それは、技術的なことでは決してないと思います。
言葉の数でもないと思います。
それが仕事となれば、それが求められる場合もあるかもしれませんが、
それでも、その言葉にその人となりが感じられるか、感じられないか、
ということは、仕事においても大きく影響していくと思います。
頭の上の方を通り過ぎていく、
「どこかで聞いたことがある」「誰かが言ってた」
「本に載ってた」「お決まりの表現」・・・
コピー・アンド・ペーストの表現はつまらない。
そこに、自分はあるの?
そのような場合、どうしても、
「本当に自分の言葉なの?本当に、そう思ってるの?」
という疑問が浮かび、本音が見えず、
私にとって、とても居心地が悪いのです。
腹の探り合いに時間を割きたくはないのです。
そして、どちらかにより掛かりすぎるでもなく、
甘えるでもなく、
力関係などなく、
過剰に褒めることもなく、
ただ在る姿を受けとめて、
人として、対等な関係性を築いていきたい。
在るが儘、
我が儘に、
自分に心地よいやり方で、生きていこう。
ややこしいことなんて、何もない。
すべてはとても単純です。