チラシを作る男子。
きりんの最近のブームは「チラシ作り」。
チラシと言っても、自分が工作で作った村でおきる出来事を、
お話にして、毎日書いています。
そこに、「写真」といって、絵も添えられます。
初めは、3センチ四方くらいの小さい紙に何枚も手書きしていたのですが、
それが大変な事に気がついたようで、(笑)突然、家の中のあちらこちらに、
「あしたから、ちらしはいんさつしてくばられます。おたのしみに!」
という掲示が!!!!
印刷という方法を思いついたようです。
印刷するのは、お父さんなのですが・・・特に、相談とかなく、
もう決まっているんです。印刷することが。(笑)
しかし、これが、結構長文なのです。
A4サイズに縮小して9枚をレイアウトします。
もっと大きい方が、読む人は読みやすいのでは?と提案しても、
「チラシ配り機に入らないから!」と決して譲らず。
ヘリコプターの様な形のチラシ配り機で空から撒くのです。
(戸外では手渡ししているようです。汚れちゃうから、と。)
卒園した幼稚園で、毎日、毎日、チラシをスタッフや、他のお母さんたちに
配りあるいています。
ありがたいことに、皆さん、真剣に細か~い字を読んでくれている!
(老眼のスタッフには、本当に申し訳ない(^_^;))
本当にその寄り添う姿がありがたい。そして、感想も聞かせてくれたりして。
毎日、毎日、帰宅してからの原稿?書きを真剣にやっています。
そして、書いたら読んでみて、間違っている字などを直す。
「読んでくれる人に伝わるように」と。
あぁ、これは、学校でいうなら、「こくご」という学びだなぁ、と思います。
チラシの必要な枚数を夫に伝える為に、計算もする。
掛け算も使ったりして。そこに「さんすう」がある。
学びって、生活と切り離すことができないし、
切り離す必要もないんだと、彼の姿を見ていて感じます。
そして何より、彼のチラシを快く受け取ってくれる方々の存在。
「子どものやっていることだから」という姿は微塵も見られず、
皆さん、あたたかく寄り添って、本気で感心し面白がってくれている。
この環境が彼を育ててくれていると思うと、本当に感謝しかありません。
読んでくれたスタッフの方から、
「これだけ、自分の考えていることが言葉で表現できるって、強みだよね。」
と言っていただきました。
確かに、感じたこと自分の気持ちを細かく表現できることは、
彼にとってはストレスを抱えにくい面もあると思います。
(口喧嘩になると、母はげっそりすることも度々ですが・・・(^_^;))
でも、それは、その言葉を受けとめてくれる方々が、家族以外にも、
たくさん居てくれるからです。
今日も、熱心に製作しています。
細かい字がしんどい方は、原本(A4サイズ)も持ち歩いているそうなので、
「大きい字がいいな~!」とお声掛けください!(笑)
しかし、毎日、深夜に事務仕事の合間をぬって、きりんの細かい要望に、
文句も言わず応じて印刷する夫には、頭が下がります。m(_ _)m
ありがとう♪