けいこさんのブログ

ときどき、料理教室。ときどき、お菓子屋さん。ときどき、ハンドケアと食養指導士。まいにち、わたし。

「何かしなくてはならない」という思い込み。

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少し前に友人と話していた時のことです。

 

彼女は、「小さい時から、親の望むように動いてきた」「何かをしなくては」と思ってきた。親の為に、常に何かをしていることで、評価されてきた、という経験を話してくれました。

 

私たちの世代は、「褒められるために」「認められるために」何かを成すという教育を刷り込まれてきた世代だと思います。

 

何かしていないと、誰かの役にたっていないと落ち着かない。

何もしていないという罪悪感に苛まれる。

 

私自身、そういう心境になることも多くありました。

でも、今年の始めに抱負としてもあげたように、

「出来る限り何もしない」毎日を過ごしています。

それでも貧乏性?なのか、家でなにかしらやることを探してしまったりする

癖がまだまだ抜けません。(^_^;)

 

その友人の話を聴き、彼女が私に何かしてくれるから好きなのではないということ、

そこに居てくれるだけでいいんだもの。ということだけ伝えました。

 本来は、すべての人がそういう存在なのではないかと思います。

 何かをしてくれたから、好きなのではない。

 

センスの合う合わない、相性はあるとは思いますが、

それは、相手の存在を認めることとはまた違うことだと思います。

 

何かしてくれから、存在を認め、評価しているわけではない。

 評価というもの自体が、曖昧で、片寄りのあるものだと思います。

 

そこにいる。そこに居てくれる。

 

それだけで充分。

 

私も、あなたも。